<< 「腹を抱えて涙する」の巻 | Main | 「これをなんと呼ぼうか」の巻 >>
2014
10.20
Monday
「鍵なし部屋」の巻
author : 山崎彬


あの日、いったい何が起こったのか。いまだにわからないでいる。
あの日、この日をこんな日にしたくって、あんな日にしたわけじゃあなかったのだけど、あの日は、この日のことを、つまりあの先の日のことを考えられなかった。あの日はあの日にとって、ただただ素直な日だった。

約一ヶ月のブランクというのは、なかなかのもんで、ひと月前の歓喜はしっかり覚えているのだけど、それをいったいどうやって起こしたのかはわからなくって、しどろもどろになりながら、もう腹を括って、明日がくるのを待つしかないという感じ。1年ぶりの本公演は、昔よく悪い芝居でやっていたノリをとても思い出すし、やっぱり劇団っていいなと思える瞬間がたくさんあった。楽しみしかない。

眠って夢を見ていたのではなくて、夢から覚めてボーッとしていたのだった。
そのあいだ、たくさん劇場に行って芝居を観た。ナイロン100℃『社長吸血記』は二回観た。最高だった。
ライブに行ってみたり、漫画喫茶に滞在してみたり、そうこうしているうちにテアトル・ド・アナールの稽古とスーパーふぃクション東京稽古が始まってくれて、そのおかげで、ゆっくりゆっくり眠りに落ちて、また、夢の世界に戻ってこれた。

僕はわかりません。なにがなんなのか。
あいすべくそばにいる。あいすべくはなれる。
台風がからだぜんぶもっていったとしてもだ。
地球に隠れた月は珍しいけれど、月が見れることも珍しいです。

こうしてまた、すべてのものにはかぎりがあることを忘れ、無限を思うのだった。
まあでも、そういうものを作り出そうとしているのもまたひとつなのだった。
どうしてわすれてしまうんだろうか。
人は死ぬし、美人もおっさんのような咳をする。
悔し涙かと思っていたら感極まっていたりする。
哲学たれてもしょうがない。言葉にしてもしょうがない。
よいもんはよく、やなもんはやだ。

ごめんごめんごめんごめんごめんごめん!
せんきゅせんきゅせんきゅせんきゅせんきゅ!

お・ご・ら・ら・ら・ら・らああああ!!!

穏やかだ。
風は穏やかだ。

さあ、はじまるぞ!東京公演!

みなさん。
大事な時間とお金をくれてほんとうにありがとうございますみなさん。
台風が去った朝焼けの中、俳優たちが舞台の上に立っています。
朝日はみなさんです。くもらせません。

行くぞっ!

悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』
【作・演出】山崎彬
【音楽】岡田太郎

【出演】
池川貴清 植田順平 岡田太郎 北岸淳生 畑中華香 山崎彬 渡邊りょう (以上、悪い芝居)
田中良子(ブルーシャトル) 大塚宣幸(大阪バンガー帝国) Sun!!
辻井彰太(トム・プロジェクト) 中西柚貴 吉原小百合

【会場・日程】
●赤坂RED THEATER
 

2014年10月21日(火)〜26日(日)
21日(火)19:00
22日(水)19:00
23日(木)19:00
24日(金)19:00
25日(土)13:00/18:00
26日(日)15:00

※開演45分前より受付開始、
開場は開演の30分前。

 
 

| これ書いた直後、就寝 | 15:42 | comments(0) | - | pookmark |
2017
06.27
Tuesday
スポンサーサイト
author : スポンサードリンク
| - | 15:42 | - | - | pookmark |
COMMENT
ADD YOUR COMMENT