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2014
05.23
Friday
「まさかまたか」の巻
author : 山崎彬

Dance Fanfare kyoto02で発表する演劇ともダンスとも言えない作品その全貌が、すこ−しずつ見えてきた。

僕の書き下ろしの戯曲を元にダンサーの黒子沙菜恵さんと山本和馬くんとで作ってる。普段と同じように、戯曲を元にした作品づくりなのだけど、言葉とト書きに対するアプローチが俳優たちと作るそれと違って、稽古場で僕のからだに吹く風がとにかく不思議だ。演劇とダンスをつなぐものを色々試してる。

最近とても、『揺らぐこと』に興味があって、それがとても楽しい。
こうしてまた僕は日常の言葉を失っていって、それはとても寂しい。

昨日、2年前まで演出を担当していたビギナーズユニットの第一回目の講座を受け持ってきたのだけど、それは「演劇体験談を語る」というもので、とにかく自分の身から出る言葉を信じて話してきた。結局、自分の語れる言葉なんて「好きなんです」「いいんです」くらいしかないことを再確認して絶望した。聞いてくれた受講生のみんなが目を耳を向けてくれていたことに救われた。

感覚とか感触は確かにあるのに、あまり僕はそれを言葉にできない。でもこういう仕事をしているし、できるように思われていたりして、できないものをしたものだと受け取られてしまうけれども、できていたらこういう仕事ではなく、もっと人と話す仕事についていただろうと思う。

僕は劇の中の言葉を生み出すことしかできないんだなぁと思ったし、日常で生み出せなかった言葉を供養するように劇の中に言葉をたむけているのかもしれないな、なんて思った。ゲロのような言葉は大嫌いだけど、ゲロを吐くように劇の中に言葉を吐きたい。吐くのはあくまでゲロではなく言葉でありたい。それは息でもなく、ゲロのように。日常で消化されなかったものをモドシたいのです。モドシたいのです。


5月25日上演、演劇計画の戯曲リーディングに出演してくれる三人。大塚宣幸くん、池川貴清くん、橋爪未萠里さん。その稽古もしている。

『また愛か』というタイトルのその本は、共感されえないものを確かな実感として持ってしまった人たちの話にしようと思っている。言葉の内容そのものは誰からも理解されない。けれども、それを語る彼らの血の流れは、とても生き生きとしていて、そこの共感で勝負したい。「グッとこない」というグッとを、いかにもらってもらえるかが勝負な気がする。俳優が舞台上で演じた方が、椅子に座って目で読むことの10000000000000倍以上それ以上に面白い本を書きたい。
人を○すことを軸においた物語。愛す、生かす、殺す、励ます、腐す、などなど。 そういった人たちが出てくるニ幕の悲劇。 本公演は来年、秋ごろ上演予定。

考えてもいないことが、書いているうちに零れ落ちて白い紙に染みこんでゆく。のこる部分は、しっかりと滲みきっている。

そんな風な状態になることがあって、本編全部をそれで書きたい。

時間がない。

頭がいたい。あーいたい。あいたい。

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