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2014
01.22
Wednesday
「漂白されたくないから」の巻
author : 山崎彬

「あなたはわたしを裏切った」と、わたしがあなたに思った瞬間、わたしはあなたを裏切っているのだ。

まわりの人、人、人らが、みんな性格悪く感じるという時、あなたの性格は悪くなっているかもしれない。

キラキラするようなものを作りたくて、そのためには、その反対側にある邪悪の澱みに目を凝らさなきゃならないと、闘ってきた怪物の強さや恐ろしさをいくら伝えても「調子に乗っているやつの遠吠え」として響く村に、未来はあるのかと聞かれたら、今はまだ、「ある!!!」と叫びたい。

ドブの輝きの美しさに気がつきたくて、側溝ばかり見ながら、こうべを垂れて道を行く。

夢にまで見た世界。夢とは違う。ここは現実ですから当たり前のことだ。僕たちは、現実を夢にかえる、いいや、現実の中に落ちている夢のようなものに光を当てる。それがやりたいことだ。

劇場にはなにもなくて、あるのはあなたの歴史と時間。そこをほんの少しだけ揺らしたい。期待はいつも、少し大きな仕事としてやってくる。たおす。たおすぞ。

漂白されていく時代に生きて、その漂白を拒み続ける。

血だまりの中、右手にナイフ、荒い息。その血は僕のものではない。死体は見つからない。僕は殺人などしていない。ナイフで誰も刺していない。それでも血だまりの中、右手にナイフ、荒い息。死体はなくても、血だまりの中にいるということを忘れない。

この椅子に座るということは、誰かが座れないということ。

他人が見た風景を見ることが叶えば、きっとその人の感情や言葉や行動はついてくる。思考の流れ。その人の感情や言葉や行動を“する”ことは、演技じゃない。その人が見た風景に対してその人の距離感覚に“なる”ことが、演技なのだと思う。

日々、演じていくべき。日々、演じていくべき。


文字はイメージの死骸です。神さま、信用しないでください。


うお。

| これ書いた直後、就寝 | 23:43 | comments(0) | - | pookmark |
2018
08.27
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| - | 23:43 | - | - | pookmark |
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